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【2026年8月最新】衛星直接通信を4キャリア徹底比較|au・ドコモ・ソフトバンク・楽天モバイルのStarlink Direct/AST SpaceMobile

2026年8月現在、au・ドコモ・ソフトバンクの3社は、圏外でもスマホが衛星と直接つながる「衛星直接通信」をすでに提供中です。残る楽天モバイルも2026年第4四半期の開始を目指しており、日本の4キャリアが出そろう見通しになりました。

「Starlink Direct」「AST SpaceMobile」など名称が似ていて分かりにくいため、この記事では4社の開始時期・料金・対応機種・できることを一枚の表に整理し、仕組みと使い方まで解説します。

結論:4キャリアの対応状況 早見表(2026年8月時点)

キャリア 活用衛星 提供開始 料金 対応機種数
au Starlink 2025年4月(アジア初) auは追加料金なし 90機種
(2026年6月時点)
ドコモ Starlink 2026年4月27日 当面無料 84機種
ソフトバンク Starlink 2026年4月10日 対象プラン無料
LINEMOは7月〜有料
82機種
楽天モバイル AST SpaceMobile 2026年第4四半期(予定・未提供) 未定 未定

3社とも先行しているのはテキスト(SMS等)と一部データ通信で、音声通話には3社とも非対応です。楽天モバイルだけが仕組みの異なる「AST SpaceMobile」を採用しており、開始時期もまだ先です。

図解:4社の提供開始タイムライン

衛星直接通信 提供開始タイムライン 2025年4月 au 開始 (アジア初) 2026年4月10日 ソフトバンク 開始 2026年4月27日 ドコモ 開始 2026年10〜12月 楽天モバイル (開始予定) 2026年8月時点の状況 ● au・ソフトバンク・ドコモ:提供中(テキスト+一部データ) ● 楽天モバイル:未提供(AST SpaceMobileと提携、Q4開始目標) 3社とも音声通話は非対応。楽天は将来的に音声・動画対応を目指す方針

衛星直接通信とは何か

衛星直接通信(D2D=Direct to Device)とは、地上の基地局を介さず、スマホが宇宙の低軌道衛星と直接電波をやり取りする技術です。従来の「衛星電話」のような専用端末は不要で、普段使っているスマホがそのまま使えます。

図解:地上基地局と衛星直接通信の違い

通常の通信:地上の基地局が必要 スマホ 地上基地局 山・離島・海上は基地局が届かず圏外 衛星直接通信:スマホが衛星と直接通信 スマホ 低軌道衛星 衛星が中継し、地上局経由で通信網へ ポイント 専用端末不要。普段のスマホがそのまま「圏外用の予備回線」になる

現在の主流方式では、通常のモバイル通信と比べて速度は大幅に遅く、屋外で空が開けた場所でなければ接続できないという制約があります。あくまで「圏外でも最低限つながる」ための仕組みであり、通常回線の代わりにはなりません。

au Starlink Direct

2025年4月、アジアで初めてサービスを開始した先行組です。開始後も段階的に機能を拡張しており、2025年8月にデータ通信、同年9月にiOS対応、12月に位置情報共有機能を追加、2026年1月には対応エリアを倍に拡大しました。

項目 内容
対象 au/UQ mobile対象プランは追加料金なし
他社ユーザー 「au Starlink Direct専用プラン+」で月額1,650円(初回加入から3か月無料)
UQ mobileその他プラン 3か月無料後、月額550円
対応機種 90機種(2026年6月時点、iPhone・Android・Apple Watchを含む)
できること SMS/RCS/iMessage、一部データアプリ(YAMAP、ウェザーニュース等)、AIチャット、緊急速報受信、位置共有
音声通話 非対応

docomo Starlink Direct

ドコモは2026年4月27日にサービスを開始しました。最大の特徴は、ahamoを含む全料金プランが対象で、当面無料という点です。

項目 内容
開始日 2026年4月27日
料金 当面無料、申込不要
対象プラン ahamoを含むドコモの全プラン
対応機種 84機種(ドコモ購入・他社購入端末を含む)
できること SMS/RCS/iMessage、位置共有、ファイル送信、対応アプリでのデータ通信、緊急速報、Android版はGemini検索も利用可
利用条件 対応端末+最新ソフトウェア+対応UIM/eSIM

SoftBank Starlink Direct

ソフトバンクは2026年4月10日に、ソフトバンク・ワイモバイル・LINEMOの3ブランド同時でサービスを開始しました。ブランドごとに料金条件が異なる点に注意が必要です。

ブランド 料金
ソフトバンク 対象プラン契約者は追加料金なし
ワイモバイル シンプル1/2/3は追加料金なし。その他プランは2026年6月末まで無料、7月以降は月額1,650円
LINEMO 2026年6月末まで無料、7月以降はオプション月額1,650円

対応機種は開始時点で82機種。利用にはiOS26.4以降、またはAndroid15以降へのアップデートが必要です。2026年6月からは、このサービスや混雑時対策「Fast Access」をまとめた新プラン「ペイトク2」の提供も始まっています。

楽天モバイル×AST SpaceMobile(2026年内提供予定)

楽天モバイルは、SpaceXのStarlinkではなく米AST SpaceMobileと提携しています。2025年4月には、低軌道衛星と市販スマートフォンの直接通信によるビデオ通話に日本で初めて成功したと発表されました。

商用サービス「Rakuten最強衛星サービス」は2026年第4四半期(10〜12月)の提供開始を目指す段階で、2026年8月時点ではまだ利用できません。他3社がテキスト中心なのに対し、AST SpaceMobileは将来的に音声通話・動画通信への対応も視野に入れている点が特徴です。料金や対応機種は本稿執筆時点で未発表のため、正式発表を待つ必要があります。

4社比較:できることの違い

できること au ドコモ ソフトバンク 楽天モバイル
SMS等テキスト 未提供
一部データ通信 未提供
音声通話 × × × 将来対応を目指す
緊急速報受信 未提供
提供状況 提供中 提供中 提供中 2026年Q4予定

2026年8月時点で実際に使えるのはau・ドコモ・ソフトバンクの3社のみです。「衛星通信対応」を機種変更やキャリア選びの決め手にするなら、まず対応機種一覧で自分の端末が入っているか確認するのが先決です。

使い方と注意点

  • 屋外で空が開けた場所でのみ利用可能。屋内や高いビル・山に囲まれた谷間では接続できません
  • 接続や送受信には通常の通信より時間がかかる(数十秒〜数分単位)ことがあります
  • 3社とも通常の4G/5Gエリア内では動作しません。あくまで「圏外になったとき」の予備手段です
  • 対応機種でも、OSが古いままだと利用できません。事前に最新版へのアップデートが必要です
  • 登山・釣り・キャンプなど山間部や沖合に出る機会が多い人ほど恩恵が大きい機能です

よくある質問

Q. 衛星電話とは何が違いますか?

専用の衛星電話端末は不要です。普段使っているスマホがそのまま使えるのが最大の違いです。ただし現状は音声通話に非対応で、できることはテキスト中心に限られます。

Q. 料金プランを変えないと使えませんか?

au・ドコモ・ソフトバンク(対象プラン)はいずれも追加料金なし・申込不要で使えます。LINEMOなど一部ブランドは2026年7月以降、有料オプションに移行しています。

Q. 楽天モバイルはいつから使えますか?

2026年8月時点では未提供です。2026年第4四半期(10〜12月)の開始を目指していますが、正式な開始日・料金は未発表です。

Q. 対応機種かどうかはどこで確認できますか?

各社の公式サイトに対応機種一覧が掲載されています。機種名だけでなく、OSのバージョンが条件を満たしているかもあわせて確認してください。

まとめ

  • au(2025年4月)・ドコモ(2026年4月27日)・ソフトバンク(2026年4月10日)の3社がすでに提供中
  • 楽天モバイルはAST SpaceMobileと提携し、2026年第4四半期の開始を目指す段階
  • できることは3社ともSMS等のテキストと一部データ通信が中心。音声通話は現時点でどこも非対応
  • au・ドコモは実質無料、ソフトバンクは対象プランなら追加料金なし(LINEMOは7月から有料オプション)
  • 屋外で空が開けた「圏外エリア」専用の予備手段であり、通常回線の代わりにはならない

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※本記事の料金・対応機種数・開始日は各社公式発表(au/NTTドコモ/ソフトバンク/楽天モバイル)に基づく2026年8月時点の情報です。最新情報は各社公式サイトでご確認ください。