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【2026年最新】格安SIM完全ガイド|3タイプの違い・全社料金比較・乗り換え手順まで

【格安SIMで5G】オプション500円で利用できるMVNOの5Gサービスとは

2020年当時、「格安SIMで5Gを使うには月額500円のオプションが必要」という時代がありました。2026年現在、状況は一変し、ほぼすべての格安SIM・オンラインプランで5Gは追加料金なしの標準機能です。

そうなると選ぶ基準は「5Gが使えるか」ではなく、料金・速度・サポートのバランスに移ります。この記事では主要サービスを網羅的に比較し、失敗しない選び方を解説します。

2026年の格安SIM×5G事情

総務省の四半期データによると、5G契約数は2025年12月末時点で1億2,242万件(前年同期比+14.3%)に達し、4G契約数を上回って主流になりました。5G人口カバー率は98.4%(2024年度末時点の公表値)。5Gはもはやオプションではなく前提です。主要プランはすべて5G標準対応で、追加料金も申し込みも不要です。

主要サービス 料金比較【2026年7月】

サービス 回線 月額(税込) データ 店舗
povo2.0 au 基本料0円+トッピング 30GB 2,780円 / 24h使い放題330円 なし
LINEMO ソフトバンク 990円〜2,090円台 ベストプラン なし
楽天モバイル 楽天/au 1,078〜3,278円 段階制・無制限 あり
ahamo ドコモ 2,970円 30GB+5分通話 有償
UQモバイル au 1,628円〜 コミコミプランバリュー/トクトクプラン2 あり
ワイモバイル ソフトバンク 3,278〜5,478円(家族割等で割引) シンプル3 S/M/L あり
mineo / IIJmio / NUROモバイル等 MVNO 1,000円前後〜 小容量中心 限定的

「格安SIM」は3種類に分かれる

ひとくくりに語られがちですが、中身は3つのタイプに分かれ、速度とサポートが大きく違います。ここを理解しないと選択を誤ります。

格安SIMの3タイプ|速度とサポートで比較

キャリア直営 オンライン専用プラン ◎ 速度は大手と同等 ◎ 混雑時も落ちにくい △ 店舗サポートなし ahamo/povo2.0 LINEMO

サブブランド キャリアの子ブランド ◎ 速度が安定 ◎ 店舗で相談できる △ 最安ではない UQモバイル ワイモバイル

MVNO(独立系) 回線を借りて提供 ◎ 小容量なら最安 ◎ プランが細かい △ 昼休みに速度低下 mineo/IIJmio 日本通信

見落としやすい落とし穴 MVNOは平日12時台など混雑時間に速度が落ちやすい。速度を落としたくないならキャリア直営かサブブランドを選ぶ。

タイプ別・失敗しない選び方

格安SIM 選び方チャート

スマホ代を下げたい

店舗サポートは必要?

必要 不要

UQモバイル/ワイモバイル 店舗あり・速度も安定 1,628円〜

毎月どれくらい使う?

〜3GB LINEMO/楽天 1,078円〜

〜30GB ahamo 2,970円

無制限 楽天モバイル 3,278円

月ごとの波が大きい人は povo2.0(基本料0円+必要な月だけトッピング)が最適

主要サービスの詳細解説

povo2.0(au回線)

基本料0円という他にない仕組みで、データも通話も必要な分だけ「トッピング」として購入します。30GB(30日)2,780円、24時間使い放題330円など柔軟性が高く、使わない月はほぼ0円で維持できるのが最大の特徴です。

注意点として、180日間有償トッピングの購入や有償通話利用がないと利用停止になる可能性があります。半年に一度、最安クラスの「データ使い放題(6時間)」(250円)などのトッピングを購入する運用でこのルールを回避できます。

LINEMO(ソフトバンク回線)

990円から使えるうえ、ソフトバンク本体と同じ回線品質で混雑時間帯にも強いのが強みです。LINEアプリの通信がデータ消費にカウントされない「LINEギガフリー」も継続しています。小容量で速度も妥協したくない人に最適です。

ahamo(ドコモ回線)

30GBで2,970円、しかも5分かけ放題が標準で込みという構成です。単体プランとしてのバランスは4社随一で、「あれこれ考えたくないが安くしたい」という人の第一候補になります。ドコモ回線なのでエリアも国内最高水準です。より使う人向けに、+1,980円でデータを80GB追加し合計110GBまで増量できる「ahamo大盛りオプション」も用意されています。

楽天モバイル

1,078〜3,278円の段階制で、20GB超は無制限。Rakuten Linkアプリで国内通話も無料です。かつての弱点だったエリアもプラチナバンド獲得とKDDIローミング拡大で改善しました。ただし地下や山間部では大手3社に分があります。

UQモバイル/ワイモバイル

いずれもキャリアのサブブランドで、店舗で相談できる安心感が最大の価値です。速度も本体とほぼ同等で安定しています。UQモバイルは2025年6月にプランを整理し、現在の新規受付は「コミコミプランバリュー」(35GB・10分かけ放題)と「トクトクプラン2」(30GB)の2本立てです。ワイモバイルも2025年9月に新料金「シンプル3」(S:5GB/M:30GB/L:35GB)へ移行し、2026年6月には基本料が一律220円改定されました。いずれも家族割や自宅のネット回線とのセット割を組み合わせると1,000円台まで下がり、家族での乗り換えでは総額が最も安くなることもあります。

格安SIMに乗り換えるデメリット

安くなる一方で、失うものもあります。契約前に把握しておきましょう。

デメリット 対策
キャリアメールが使えなくなる 持ち運びサービス(月330円程度)を使うか、Gmailへ移行
店舗サポートがない(直営系) 店舗が必要ならUQモバイル・ワイモバイルを選ぶ
混雑時間帯に遅くなる(MVNO) キャリア直営かサブブランドを選ぶ
キャリア決済の上限が下がる場合がある クレジットカード決済に切り替える
端末の分割払いが残る 乗り換え後も支払いは継続。残債を確認しておく
初期設定を自分で行う必要がある Wi-Fi環境のある場所で余裕をもって作業する

データ容量の目安を知る

プラン選びで最も重要なのが「自分が月に何GB使うか」の把握です。多くの人は必要以上に大きなプランを契約しています。

使い方 1時間の目安 月3GBでできること
YouTube(標準画質) 約0.6GB 約5時間
音楽ストリーミング 約0.1GB 約30時間
SNS・Web閲覧 約0.05〜0.1GB 約30〜60時間
ビデオ通話 約0.3〜0.6GB 約5〜10時間

自宅にWi-Fiがあれば、外出時の通信は月3〜10GBに収まる人が大半です。スマホの設定画面でこれまでのデータ使用量を確認してからプランを選んでください。

よくある失敗パターン

  • 料金だけでMVNOを選び、昼休みにつながらなくて後悔する:速度が重要なら直営系かサブブランドを選ぶ
  • 大きすぎる容量を契約する:実際の使用量を確認せずに20GB以上を選び、毎月余らせる
  • 通話料を見落とす:月額は安くても通話が従量制だと総額で高くなる。通話が多いならahamoか楽天モバイル
  • 端末が対応していない:手持ち端末の対応バンドを確認せずに乗り換え、電波が入りにくくなる
  • 月末ギリギリに手続きする:開通が翌月にずれ込むと二重に料金が発生することがある

乗り換え(MNP)の手順

  1. 端末の対応を確認:SIMロック解除が必要か、対応バンドが合っているかを確認します
  2. MNP予約番号を取得:現在の契約先で取得します(MNPワンストップ対応なら不要な場合も)
  3. 新しい回線に申し込む:本人確認書類とクレジットカード等を用意します
  4. SIM/eSIMを設定:eSIMならオンラインで最短数分、物理SIMは到着後に差し替えます
  5. 開通手続き:回線切替を行うと旧回線が自動的に解約されます

注意点として、キャリアメール(@docomo.ne.jpなど)は原則使えなくなります。持ち運びサービス(月額330円程度)で継続できますが、この機会にGmail等へ移行するのが一般的です。

MVNOの5G対応も標準化された

mineo、IIJmio、NUROモバイルなどの独立系MVNOでも5G通信は無料オプションまたは標準で利用できます。かつてのLinksMateの「月額500円の5Gオプション」のような課金は過去のものです。総務省の四半期データではMVNOの契約数も前年同期比+12.5%で増加しており、料金や独自プランの選択肢の広さから根強い支持があります。

ただしMVNOは平日12時台などの混雑時間帯に速度が落ちる傾向が残ります。速度重視ならキャリア直営のオンラインプラン(ahamo・LINEMO・povo2.0)が有利です。

よくある質問

Q. 格安SIMでも5Gは本当に無料ですか?

はい。2026年現在、主要サービスはすべて5G標準対応で追加料金はかかりません。

Q. 格安SIMは本当に遅いですか?

タイプによります。キャリア直営(ahamo・LINEMO・povo2.0)とサブブランド(UQ・ワイモバイル)は大手と同等の速度です。独立系MVNOは混雑時間帯に落ちやすい傾向があります。

Q. 通話が多いのですが安くできますか?

ahamoは5分かけ放題が標準で込み、楽天モバイルはRakuten Linkアプリで国内通話が無料です。通話が多いならこの2つが有力です。

Q. 家族でまとめると安くなりますか?

ワイモバイルとUQモバイルは家族割が強く、ワイモバイルは1回線目から-1,650円の割引が効きます。ただし2026年7月1日以降の新規契約では12か月以内の解約に契約解除料(S/M 858円、L 1,100円)が設定されました。

まとめ

  • 5Gは全サービスで追加料金なしの標準機能。選ぶ基準は料金・速度・サポート
  • 格安SIMは「キャリア直営」「サブブランド」「MVNO」の3タイプで速度が違う
  • 店舗サポートが必要ならUQモバイル・ワイモバイル
  • 速度重視かつ安くならahamo・LINEMO・povo2.0
  • 大容量・無制限なら楽天モバイル(3,278円)が最安クラス
  • 使う月と使わない月の差が大きいならpovo2.0(基本料0円)

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※本記事は2020年6月公開の記事を、2026年7月時点の最新情報に全面改稿したものです。