日本の5Gは2020年3月25日に始まりました。いまは人口カバー率98.6%。確かめるべきは「使えるか」ではなく「速い5Gか」です。
目次
結論:キャリア別の開始日
| 事業者 | 開始日 | 開始時 |
|---|---|---|
| NTTドコモ | 2020年3月25日 | 日本初。都市部のスポットから |
| KDDI(au) | 2020年3月26日 | ドコモの翌日 |
| ソフトバンク | 2020年3月27日 | 5Gスマホ4機種を同日発売 |
| 楽天モバイル | 2020年9月30日 | 6月予定から延期。東京・神奈川・埼玉・北海道・大阪・兵庫の一部 |
「いつから?」一問一答
| 疑問 | 答え |
|---|---|
| 日本の5G開始は? | 2020年3月25日(27日までに大手3社) |
| 5Gスマホはいつから? | 2020年3月(Androidのハイエンド機から) |
| iPhoneの5G対応は? | 2020年10月23日発売のiPhone 12から |
| 地方で使えるようになったのは? | 2022〜2023年ごろ(4G周波数の転用で急拡大) |
| 自分の地域は? | ほぼ全国がエリア内。速い5Gかは住所で確認(方法) |
| 申し込みは必要? | 不要。5G対応スマホなら自動・追加料金なし |
6年間の変化
| 項目 | 2020年3月 | 2026年 |
|---|---|---|
| エリア | 駅・スタジアムなどの点 | 人口カバー率98.6% |
| 端末 | 高価なAndroidハイエンドのみ | 新品は事実上すべて5G対応 |
| iPhone | 非対応 | iPhone 12以降すべて対応 |
| 料金 | 5G専用プラン(割高) | 追加料金なし |
| 契約数 | — | 1億2,632万件(2026年3月末) |
「どこでも5G」になったのは2022〜2023年。2024年以降は98%台で頭打ちです。
都道府県別のカバー率(2025年度末)
5G基地局は30万2,118局(2025年3月末・前年度比+4万1,762局)。
「5Gなのに速くない」の正体
| 周波数帯 | 速度 | 展開 |
|---|---|---|
| 転用(700MHz〜1.7GHz) | 4G並み | 広く展開 |
| Sub6(3.7/4.5GHz) | 数百Mbps〜1Gbps超 | 展開率75.5% |
| ミリ波(28GHz) | 数Gbps | 駅・スタジアムなど |
ポイント:98.6%の多くは転用エリア。「速い5G」の目安はSub6の75.5%です。
地域別の傾向
| エリア | 5Gの状況 | 選び方 |
|---|---|---|
| 都心部 | Sub6・ミリ波が充実 | 料金で選んでよい |
| 政令市・県庁所在地 | 主要部はSub6 | 大手3社が安定、楽天も実用域 |
| 地方都市・郊外 | 転用中心、Sub6は駅前 | エリアマップ確認が必須 |
| 山間部・離島 | 転用中心、圏外も | ドコモ・auが有利。衛星通信も選択肢 |
自分の場所を調べる方法
| 知りたいこと | 確認先 | ポイント |
|---|---|---|
| 今この住所は5Gか | 各社の公式エリアマップ | 自宅・職場・通勤経路の3か所。丁目・番地まで |
| 速いSub6か | マップの凡例・色分け | Sub6と転用を区別する会社で確認 |
| 拡大予定 | マップの「拡大予定」表示 | 時期は目安 |
| 実際の体感 | お試しレンタル・知人の端末 | 建物内で弱いことがある |
電波が弱まりやすい場所:鉄筋の建物の奥・地下・高層階・山の陰。
次の焦点:5G SA
| 方式 | 中枢設備 | 下り速度 | 対応 |
|---|---|---|---|
| NSA(主流) | 4G流用 | 基準 | 全社 |
| SA | 5G専用 | NSAの約1.7倍 | ドコモ・au・SBは提供中(au系は2026年8月25日からpovo2.0も対応)。楽天は未提供(開始時期は2026年内〜2027年と報道が分かれる) |
速度比はOpensignal調査。ドコモは2026年5月27日に5G SAオプション(月額550円)を無料化(未利用者は申し込みが必要)。
よくある質問
Q. 4GスマホはOS更新で5Gになる?
なりません。端末の買い替えが必要です(プラン変更は不要)。
Q. iPhoneはミリ波に対応している?
日本向けはiPhone 12から、2026年9月発売のiPhone 18 Pro/Pro Maxまで非対応です。ミリ波エリアは限られるため、実用上の不利はほぼありません。
Q. エリア内なのに4Gのまま
建物の構造や設定が原因かも。ネットワーク設定に5Gが含まれているか確認を。
Q. 地方でも恩恵はある?
スマホの体感差は小さめ。光回線が引けない地域ではホームルーターが有力です。
まとめ
- 日本の5Gは2020年3月25日から(楽天は9月30日)
- iPhoneは2020年10月23日のiPhone 12から
- 全国で使えるようになったのは2022〜2023年
- 速さの目安はSub6展開率75.5%。住所で確認を
※5Gの開始日は総務省「令和2年版 情報通信白書」と各社発表、カバー率は総務省「5Gの整備状況」によります。本記事は2020年4月公開の記事を、2026年9月13日に図表中心の構成へ再編集し、2026年9月16日に5G SA・ミリ波の記述を更新したものです。