新型コロナウィルス感染拡大の影響で、当初は2020年3月発表と言われてきたiPhoneの最新機種「iPhone SE(iPhone 9)」の発売時期が迫ってきたと噂されています。
発売前にして噂されているiPhone SEのスペックについて詳しく解説していきます。
また、iPhone SE(iPhone 9)は5Gには対応しません。
それはiPhone SE(iPhone 9)のターゲットが5Gを利用する層とは異なるためですが、iPhone SE(iPhone 9)が5Gに対応しない理由についても詳しく解説していきます。
目次
iPhone SEは4月2週目に発表か?
iPhone SE(iPhone 9)は4月9日から11日の間に発表され、14日から15日に日本で発売されるのではないかとの噂が流れています。
これまでは3月末に発表だとの見方が強くありましたが、新型コロナウィルス感染拡大による生産の遅れや、市場調査の遅れなどによって、約2週間ほど遅れる見込みとなっています。
当初は発売が大きく遅れるのではないかと言われていましたが、「iPhone SE用」ガラスフィルムや、「AppleCare+ for iPhone SE」がApple公式サイトに登場したことによってiPhone SE(iPhone 9)の発売は近いと噂されています。
iPhone SEに噂されるスペック
iPhone SE(iPhone 9)に噂されるスペックは以下の通りです。
- ディスプレイ4.7インチ
- iPhone8のカメラ採用
- 最新プロセッサ搭載
- Touch IDが採用(ホームボタンあり)
- 価格は4万円代半ば
iPhone8をベースとしながらもエンジンは最新のものとなり、何よりも価格が非常に安いというのが大きな魅力です。
現時点で分かっているiPhone SE(iPhone 9)の特徴について詳しく解説していきます。
ディスプレイ4.7インチ
iPhone SE(iPhone 9)のベースはiPhone 8です。
そのため、ディスプレイはiPhone 8と同じ4.7液晶ディスプレイとなる見込みです。
大型化が進んでいるスマホの中で、iPhone SE(iPhone 9)は小型機種になることが予想されています。
iPhone8のカメラか
iPhone SE(iPhone 9)のカメラはやはりiPhone 8と同じカメラが搭載される予定です。
iPhone 11で話題を呼んだトリプルカメラは搭載される予定はなく、iPhone 8のシングルカメラが搭載されるとの説が有力視されています。
ちなみにiPhone 8のカメラは
- 背面:シングルカメラ 1,200万画素
- ディスプレイ側カメラ:700万画素
おそらくはiPhone SE(iPhone 9)のカメラも上記のスペックになることが予想されます。
最新プロセッサ搭載
プロセッサだけは最新のものが搭載される予定です。
iPhone SE(iPhone 9)搭載予定のプロセッサは「A13 Bionic」が搭載される予定で、このプロセッサはiPhone 11と同じです。
iPhone 8のプロセッサは「A11 Bionic」でしたので、iPhone 8よりも2世代新しい最新のプロセッサが搭載されます。
iPhone 8よりもiPhone SE(iPhone 9)の方が処理能力は圧倒的に早く感じることができるでしょう。
Touch IDが採用(ホームボタンあり)
iPhone SE(iPhone 9)のベースはiPhone 8です。
iPhone 8にはホームボタンがあるのと同様にiPhone SE(iPhone 9)にもホームボタンが存在し、Touch IDによる認証システムが採用されることが予測されています。
そのためFaceIDが採用される予定はありません。
「ホームボタンが欲しい」という理由でiPhone 8以前の機種と使い続けている人も多いかと思いますが、そのような人にとってはiPhone SE(iPhone 9)が久しぶりの新機種となりそうです。
価格は4万円代半ば
iPhone SE(iPhone 9)は価格が非常に安価で4万円代半ばになるのではないかと言われています。
ストレージごとに以下の価格になるとの説が有力視されています。
- 64GBモデル:約46,000円
- 128GBモデル:約54,000円
- 256GBモデル:約62,000円
64GBモデルが46,000円と超安価で販売されるため、iPhone SE(iPhone 9)は今年一番売れるスマホになるだろうと言われています。
iPhone SEが5G非対応の理由
IPhone SEは5G非対応です。
2020年春は日本にとって5G元年ですが、5G元年最初に登場するiPhoneは残念ながら5Gには対応していません。
iPhone SE(iPhone 9)が5G不対応には理由があります。
結論的に言えばiPhone SE(iPhone 9)は5Gが通信できるような先進国の都市部の人間をターゲットにはしていません。
iPhone SE(iPhone 9)が5G非対応の理由について詳しく解説していきます。
ターゲットは主に途上国ユーザー
iPhone SE(iPhone 9)のターゲットは世界各国に約1億人存在すると言われているiPhone 6の買い替え需要と言われています。
また、日本や他の先進国と比較して途上国においてiPhoneは十分な市場を獲得することができていないため、安価な販売価格で途上国のニーズを獲得することもiPhone SE(iPhone 9)発売の目的と言われています。
今回のiPhone SE(iPhone 9)のターゲットは途上国やiPhone 6からの買い替えで、先進国だけに絞ったニーズではありません。
そして、このような地域では5Gの対応はまだまだ先ですので、iPhone SE(iPhone 9)を5G対応にする必然性はないのです。
性能よりも価格が重要
途上国にiPhoneが十分な需要を持っていないのは、やはりその機種の高額代金です。
途上国に進出するためには価格を抑えなければならず、途上国ではすぐに必要のない5G対応モデムなどを搭載して価格の上昇を招く必要はないのです。
途上国にはまだ5Gは敷設されない
5Gは途上国ではまだまだこれからという状況で、具体的な計画すら立っていない国がほとんどです。
繋がるかどうか分からない5Gのために価格を上昇させる意味はありません。
主に途上国のユーザー開拓ために発売される機種であるiPhone SE(iPhone 9)は5Gに対応する必然性がありません。
2020年中はiPhoneシリーズは5Gに対応しない?
iPhoneシリーズで最初に5Gに対応するのが、当初は2020年秋に発売予定とされていたiPhone 12になる見込みです。
しかし、新型コロナウィルス感染症拡大の影響によって、一部ではiPhone 12の発売は年内は絶望的とも言われています。
真偽のほどは定かではありませんが、噂通りにiPhone 12が年内に発売されないのであれば、2020年に発売するiPhoneはiPhone SE(iPhone 9)だけとなり、そして2020年の間はiPhoneでは5Gに接続することができません。
少し寂しいですが、2020年の間は日本国内においても5Gは生活環境では接続することはできません。
1年間は無料で使える楽天モバイルなどで、「4G LTE通信をできる限り格安で使う」という観点でスマホライフを送った方がよいのかもしれません。