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【5Gになるとどうなる?】iPhone11から12に買い替えるメリット・デメリットってなに?

【5Gになるとどうなる?】iPhone11から12に買い替えるメリット・デメリットってなに?

「ついにiPhoneが5Gに対応」というかなり現実味のあるニュースが入ってきたことによって「ようやく日本でも5Gが普及するのか」と専門家は予測しています。

日本人は実に7割の人がiPhoneユーザーだと言われており、いくら通信網が5Gに対応したとしても肝心のiPhoneが5Gに対応しなければ日本人に5Gは普及しないと言われていたためです。

しかし「新しいiPhoneが10月くらいに発売される」ということを知っている人はいても、「5Gになって何が変わる」ということを知らない人も多いのではないでしょうか?

iPhoneを12へ買い替えて自分のスマホが5Gに対応した場合、今とどう変わるのでしょうか?

5Gになるメリット・デメリットと、iPhone12にするメリットについて詳しく解説していきます。

5Gになるメリット|速く・遅れなく・多接続

5Gになるメリット

4Gから5Gへ変更するメリットは以下の3つです。

  • 4Gの最大100倍速くなる
  • 通信の遅れはほぼ感じない
  • 10倍多くの人が接続できる

5Gになることで、速く・遅れなく・多くの接続が同時にできるようになります。

5Gになるとインスタライブやゲームのダウンロードはストレスが無くなりますし、Zoomなどにもwi-fi環境がなくてもスムーズに接続できるようになるでしょう。

5Gになるメリットについて深掘りします。

4Gの最大20倍速くなる

5Gの通信速度は4Gの20倍と言われています。

4Gの理論上の最高速度が1Gbpsで、5Gの理論値最高速度が20Gbpsと言われているので、単純に理論上は4Gの20倍早くなることになります。

ちなみに20Gbpsになると、ハイレゾ音楽のダウンロードが約2秒、50Gのゲームのダウンロードが約15秒で終了するという圧倒的な速さです。

5Gになると、これまでダウンロードなどで待っていた時間がほぼ無くなるでしょう。

通信の遅れはほぼ感じない

5Gは4Gの10分の1しか遅延を感じません。

現在、インスタライブなどのライブ中継で行われていることは実際には数秒前の出来事です。

配信者の後ろに写っているテレビの映像が「少し遅れている」と感じたことがある人も多いのではないでしょうか?

また、地上波のスポーツ中継とDAZNなどのインターネット配信のスポーツ中継を同時に視聴すると、数秒間インターネット配信の方が遅いことも分かります。

このように、現在の4G回線は、実際に起こって時から数秒間の遅れが発生して端末が受診しますが、5Gになるとこの遅延性が10分の1になります

もはや、人間の感覚では感じないほどの遅れしか生じないので、遠隔地で特殊なグローブをはめて他人にタイムリーに触れるということもできるようになるでしょう。

身近なところでは、配信でタイムラグにイライラするようなことはほぼ無くなります

10倍多くの人が接続できる

5Gになると多接続性も10倍アップします。

これまでは、多くの端末が同時に接続すると回線がパンクしてしまいましたが、今後は従来の10倍もの人が同時に接続することができるようになります。

例えば、今は防犯カメラやセンサーなどを1つの地域に数多く設置することが困難です。

多くの端末を同時に接続することが難しかったからです。

今後は、これまでの10倍のカメラやセンサーを設置することができるようになるので、街をテロや犯罪防止のために数多くのセンサーでモニタリングすることができるスマートシティのようなものが実現することができるようになります。

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5Gになるデメリット|高額化と通信エリアの問題点

5Gになるデメリットは次の2点です。

  • プランの変更が必要→ケータイ料金は上がる
  • 5Gが繋がらない地域が多い

5Gへ接続するためには、iPhone12のような5G対応スマホを購入するだけでなく、携帯キャリアでプラン変更をする必要があります。

すると、ほとんどのキャリアで今より料金は上がってしまいます。

また、せっかく5G対応のiPhone12を買ったとしても、地域によっては5Gへ接続することができません。

5Gにする2つのデメリットを詳しく解説していきます。

プランの変更が必要→ケータイ料金は上がる

5Gに接続するには、5G対応のiPhone12などへ機種変更すればよいだけではありません。

契約しているキャリアでプランの変更をする必要があります。

各キャリア期間限定で無料キャンペーンなどを行なっていますが、5Gが通信できるプランへ変更することによって基本的には料金が上がってしまうと考えた方がよいでしょう。

例えばauは5Gになることによって料金は以下のようになります。

通常 2GB以下の場合
各種割引適用前の料金 8,650円 7,170円
2年契約適用時 8,480円 7,000円

4Gでの同等の料金プランであるデータマックス4G LTEの割引なしの基本料金が7,650円/月、2年契約適用時に7,480円/月ですので、auは5Gプランにすることによって毎月1,000円料金が上がってしまいます。

日本のケータイ料金は高すぎると言われている中、5Gになることによってさらに料金が高額になってしまうのは非常に大きなデメリットです。

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5Gが繋がらない地域が多い

そして、料金を上乗せして5Gプランへ契約したとしても、5Gが通信できるエリアが非常に限られているという問題点もあります。

2020年夏の段階で5Gが繋がるのはごくわずかで、基本的には東京駅などの基幹駅やスタジアムなどだけで、日常の生活エリアで通信できる場所はほとんどありません

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いくらiPhoneで5Gが通信できるようになるからと言って、日常で通信できないものに対して月額1,000円以上多く支払うことには抵抗があるという人も多いでしょう。

ソフトバンクであれば2年間は5Gプランが無料ですので、現在ソフトバンクを利用している人はお試しで契約するのもよいでしょう。

詳しくはソフトバンクホームページを参照してください。

iPhone12へ買い替えるメリット|カメラと画面は大幅進化

iPhone12へ買い替えるメリット|カメラと画面は大幅進化

iPhone11やSEからiPhone12へ買い替えるメリットは主に以下の5点です。

  • カメラがもっと綺麗に|ズームは3倍に
  • 11よりも大画面と小画面に対応
  • Touch ID復活?
  • ProMotionで画面が滑らかに
  • クアルコムのモデム採用でサクサク通信できる

iPhone12は5G対応になるだけでなく、カメラやディスプレイの機能も圧倒的に向上するため、5Gが繋がらない地域においても、これまでより機能アップしたiPhoneを利用することができます。

iPhones12がこれまでのiPhoneからどの点で進化したのか、詳しく解説していきます。

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カメラがもっと綺麗に|ズームは3倍に

iPhone12の上位2機種は3眼カメラ+LiDARスキャナが搭載されます。

LiDARスキャナはiPhoneから物体までの距離や方向を測定することが可能にするセンサーで奥行きを測定し、より現実に近い再現力で動画や写真を撮影することができます。

11よりも大画面と小画面に対応

iPhone12は4機種発売される予定ですが、12のディスプレイサイズは5.4インチサイズでiPhone11の最小サイズよりも小さくSEよりも多くなっています。

最小サイズは片手利用にちょうどよいサイズだと言えるでしょう。

一方、最大サイズのiPhone12 Pro Maxは6.7インチと、iPhone11 Pro Maxよりも一回り大きなサイズです。

こちらはゲームや動画を楽しみたい人がさらに大画面を利用できるよう対応しています。

このように、iPhone12は11よりも大画面にもなり、小画面にもなり、よりユーザーニーズに適したラインナップになっています。

Touch ID復活?

さらにiPhone12になって、画面上どこをタッチしてもロックが解除されるTouch IDが復活するのではないかと言われています。

以前からニーズの高かったTouch IDですが、iPhone12では復活が期待されています。

ただし、実際に採用されるかどうかは不透明です。

ProMotionで画面が滑らかに

すでにiPad Proでは採用されているProMotionがiPhone12では採用される可能性があると言われています。

ProMotionとは、1秒間に120回も画面を書き換えることができる技術で、これによって驚くほど滑らかな映像になります。

実際に採用されるかどうかは分かりませんが、採用されればスマホの画面でありながら、驚くほど綺麗な動画を視聴することができるようになるでしょう。

クアルコムのモデム採用でサクサク通信できる

iPhoneは長年クアルコムと争ってきましたが、ここにきて和解してiPhone12ではクアルコム製のモデムが採用されると言われています。

クラルコムがiPhone専用に開発した5G端末向け最新モデムチップ「X55」はダウンロード速度が最大7Gb/s、アップロード速度が3Gb/sで、これによって快適に5G通信ができるようになるでしょう。

これまでiPoneに搭載されてきたインテル社製のモデムはクアルコムと比較して通信性能が劣ると言われてきたことから、今回のiPhoneからクラルコム製が採用されるということは実は隠れた大きな進化です。

iPhone12は4Gも繋がる

よく勘違いされている方がいますが、iPhone12は現行の通信である4Gも通信することができます

そのため、5G対応エリアの人でなくてもiPhone12を4G環境で利用することができますし、4Gの環境で最新のiPhoneで楽しむことも十分に可能です。

iPhone12は「5Gに接続することができる」というだけで、4Gでも通信できますし、料金プランをわざわざ5Gに変えなくても4G通信で利用することができます。

そのため、楽天モバイルのような4G通信の基本使用料無料のようなキャリアと契約して、無料でiPhone12を楽しむというのもよいでしょう。

無料キャンペーンは人数に限りがあるので詳しくは下記の楽天モバイルホームページから問い合わせを行なってください。

まとめ

iPhone12になると、iPhoneで5Gを通信できるようになります。

5Gになると以下のようなメリットがあります。

  • 4Gの最大100倍速くなる
  • 通信の遅れはほぼ感じない
  • 10倍多くの人が接続できる

しかし、通信エリアが超限定的になっている上、基本使用料が上がってしまうので、5Gプランへ変更するかどうかは通信エリアの状況を確認しながらの方がよいでしょう。

ただしiPhone12はiPhone11と比較して大きく進化しています。

4G回線でも十分に進化したiPhoneを活用することができるので、5Gへの切り替えとiPhone12への買い替えは別に考えた方がよいかもしれません。