5Gが人口カバー率98.4%まで普及した2026年、通信業界の関心はすでに次世代の6G(Beyond 5G)に移っています。2030年ごろの実用化を目指す6Gがどんな世界を作るのか解説します。
目次
6Gで目指される性能
- 通信速度:5Gの10倍以上(100Gbps級)
- 遅延:5Gのさらに10分の1
- カバレッジ:空・海・宇宙まで含めた「非地上系ネットワーク(NTN)」との統合
- 省電力:端末・基地局ともに電力効率の大幅改善
すでに始まっている「6Gの前哨戦」
衛星と携帯を直接つなぐ技術は、6Gを待たずに実用化が始まりました。auの「au Starlink Direct」はその代表例で、圏外エリアでも衛星経由でメッセージ等が使えます。6G時代には、こうした地上・衛星の統合が標準機能になると見込まれています。
6Gが変えると言われる分野
- 常時接続のXR・デジタルツイン
- 完全自動運転と交通インフラの統合
- センシング機能を持つ通信網(電波で人や物の動きを検知)
まずは5G SAの成熟が先
6Gの前に、5G本来の力を出すSA(スタンドアローン)方式の普及が控えています。「今の5Gは物足りない」と感じる人にとって、体感が変わるのはむしろ6Gより先に来るSAの段階かもしれません。
※本記事は2020年公開の記事を、2026年7月時点の最新情報に全面改稿したものです。料金・仕様は変更される場合があるため、最新情報は公式サイトをご確認ください。