楽天モバイルは2020年のサービス開始時から「5G料金はどうなるか」が注目されてきましたが、2023年6月登場の「Rakuten最強プラン」で決着しました。4G/5Gを区別せず、ひとつのプランで5G通信も追加料金なしに使えます。
本記事では2026年8月時点の料金プラン・5G対応状況に加え、家族割やU-NEXTとのセット、パートナー回線(au回線)の今後を解説します。
目次
Rakuten最強プランの料金【2026年最新】
| 月間データ利用量 | 月額料金(税込) |
|---|---|
| 〜3GB | 1,078円 |
| 3GB〜20GB | 2,178円 |
| 20GB超(無制限) | 3,278円 |
データ利用量に応じて自動で段階が切り替わるワンプラン制で、5G通信も無制限・追加料金なしです。国内通話はRakuten Linkアプリでかけ放題。2025年10月には動画配信込みの「Rakuten最強U-NEXT」(月額4,378円)も登場しました。
下図の通り、上限は3,278円(税込)で頭打ちになるため、使いすぎによる高額請求の心配がありません。
家族割・セット割で実質さらにお得に
料金プラン本体には、組み合わせで使える割引プログラムが複数用意されています。代表的な「最強家族割」(2025年11月18日に「最強家族プログラム」から名称変更)は、離れて暮らす家族や事実婚・同性パートナーも対象で、2回線目以降は1回線につき月110円(税込)割引、1グループ最大20回線まで対象です。
| 割引プログラム | 対象 | 割引の目安 |
|---|---|---|
| 最強家族割 | 家族(離れて暮らす家族・事実婚・同性パートナー含む) | 2回線目以降1回線につき月110円(税込)・最大20回線 |
| 最強青春プログラム | 13〜22歳 | 月110円(税込) |
| 最強こども割 | 12歳以下 | 月440円(税込) |
| 最強シニアプログラム | シニア | 公式サイトで要確認 |
| 最強おうちプログラム | 自宅セット回線利用者 | 公式サイトで要確認 |
条件を満たせば複数の割引を併用でき、組み合わせ次第では月1,210円相当の割引になるケースもあります。複数回線を使っている、あるいは自宅回線とのセットを検討している場合は、公式サイトで自分に当てはまる条件を確認しましょう。
Rakuten最強U-NEXTで動画配信もセットに
2025年10月1日開始の「Rakuten最強U-NEXT」は、データ無制限に動画配信「U-NEXT」(映画・ドラマ・スポーツ中継・雑誌読み放題)をセットにしたプランです。月額4,378円(税込)で、両サービスを別々に契約する場合の合計5,357円より月1,089円お得です。
普段からU-NEXTを使っている、または動画配信の利用を検討しているなら候補に入れたいプランです。
楽天モバイルの5Gエリアは「使える」水準に
2020年の開始当初は「エリアが狭い」ことが弱点でしたが、プラチナバンド(700MHz帯)の商用化や基地局増設により、2026年現在は都市部を中心に実用水準を確保しています。総務省統計では日本全体の5G人口カバー率は98.6%(2025年度末)に達し、楽天モバイルもその一角を担っています。
パートナー回線(au回線)の提供期間に注目
楽天モバイル自社回線が届かないエリアでは、KDDI(au)の「パートナー回線」で通信を補っています。2023年6月のRakuten最強プラン開始に伴い、それまで月5GBだったパートナーエリアの高速データ上限は撤廃され、国内であればパートナー回線でもデータ無制限で利用できます(海外利用時は2GBまでが目安)。
【2026年8月更新】このパートナー回線は9月末で原則終了します
2026年8月7日、KDDIの松田浩路社長が決算説明会で、楽天モバイル向けローミングを現行契約の期限である2026年9月30日で原則終了する方向だと明言しました。楽天モバイルも8月12日に公式発表を出し、協議が続いていることを認めています。上記の「国内なら無制限」という前提は、10月以降エリアによって変わります。
両社の発表を整理すると、10月以降の扱いはエリアによって分かれる見込みです。
| エリアの種類 | 2026年10月以降の見込み |
|---|---|
| 楽天モバイルの自社エリアで十分カバーできている場所(都市部中心) | ローミング終了。もともと自社回線が主体のため影響は限定的 |
| 自社エリアの整備が間に合わない一部の過疎エリア | 楽天モバイルが自社基地局を整備することを条件に、期間限定で継続する方向で協議中 |
KDDI側の理由は、ローミング経由の通信量が想定を超え、自社契約者の品質を優先する経営判断です。ローミングは2019年10月の開始以来、楽天モバイルのエリアを補う期間限定の協力関係でした。
2026年8月23日時点で、全国一律の終了日やエリア別の確定スケジュールは公表されていません。郊外・建物内・地下でパートナー回線に頼る場面が多い人は、契約前に楽天モバイル公式のエリアマップで自宅・職場が自社回線エリアか確認しておきましょう。詳しい経緯とエリア別の見通しは【2026年8月最新】楽天モバイルのKDDIローミング、9月末で原則終了へで整理しています。
他社との比較
| プラン | 無制限時の月額 | 特徴 |
|---|---|---|
| Rakuten最強プラン | 3,278円 | 無制限最安クラス・通話かけ放題込み |
| ドコモMAX | 8,448円(割引前) | 家族割・光セット割前提 |
| au 使い放題MAX+ | 7,788円(割引前) | テザリング等60GB上限 |
| ahamo | 2,970円(30GB上限) | 無制限ではないが単身最適 |
「データ無制限をとにかく安く」という条件では、2026年現在も楽天モバイルが頭ひとつ抜けています。
まとめ
2020年のサービス開始から6年、楽天モバイルはRakuten最強プランという分かりやすい武器で無制限帯の価格リーダーとして定着しました。5G対応も追加料金なしで、料金重視のユーザーには有力な選択肢です。家族割やRakuten最強U-NEXTを併用すれば、実質的なメリットはさらに広がります。
一方、パートナー回線(au回線)のローミングは2026年9月30日で原則終了する方向とKDDI・楽天モバイル双方が2026年8月に発表しており、10月以降はエリアによって状況が変わる可能性があります。都市部では影響は限定的ですが、郊外利用が多い場合は契約前後を問わず公式サイトの最新情報を確認しましょう。
※本記事は2020年8月公開の記事を、2026年8月時点の最新情報に更新したものです。最新の料金・キャンペーンは公式サイトをご確認ください。