5G基礎知識

【2026年11月最新】ドコモ、混雑に応じて通信を自動調整するSON技術を国内初実証|280MHz活用、下り約370Mbps

NTTドコモは2026年11月4日、混雑状況に応じて通信量を自動で調整する「SON」技術の国内初の実証を発表しました。大規模イベントの混雑時間帯でも、合計280MHzの帯域幅を使って安定した通信を確認したとしています。

結論:要点まとめ

項目 内容
発表日 2026年11月4日(ドコモ)
実証日・場所 2026年10月17日/大阪府「第38回なにわ淀川花火大会」周辺
使った技術 ノキアの「MantaRay SON」+負荷分散機能(MLB)
使った帯域 3.5GHz・3.7GHz・4.5GHz(合計280MHz幅)
混雑ピーク時の中央値 下り約370Mbps/上り約31Mbps
今後 スタジアム等へ拡大、都市部展開を検討。2027年までにTM Forum「レベル4」の自律型ネットワークを目指す

SONとは?何が変わるのか

SON(Self-Organizing Network)は、基地局が状況を見ながら自動で設定を最適化する仕組みです。今回の実証では、端末を「混んでいる基地局・周波数帯」から「空いている基地局・周波数帯」へ自動で振り分ける負荷分散(MLB)を使いました。

従来:1つの帯域に集中 SON:負荷を自動で分散 3.7GHz3.5GHz4.5GHz 3.5GHz3.7GHz4.5GHz → ※概念図(棒の高さは負荷のイメージ。実測値ではありません)

実証の結果

  • 混雑ピーク時の速度は下り約370Mbps・上り約31Mbps(中央値)
  • 負荷が帯域間でほぼ均等に分散されたことを確認
  • 従来は一部の帯域に通信が集中し、他の帯域に余裕があっても速度が落ちる課題があった

私たちの利用への影響

今回は実証であり、商用提供の開始時期や対象エリアは発表されていません。花火大会・スタジアムなど人が集まる場所で、将来的に「繋がりにくさ」が改善する可能性がある技術と位置づけられます。

よくある質問

Q. 今すぐ体感できますか?

発表時点では実証段階で、商用導入の時期は示されていません。

Q. 5G SAとは別の話ですか?

別のテーマです。今回の発表は、基地局・周波数帯間の負荷分散を自動化する実証です。5G SAそのものについては5G SAとは?をご覧ください。

出典:NTTドコモ ニュースリリース 2026-11-04「国内初、SON技術を活用し、混雑状況に応じた通信量の自動調整を実証」(https://www.docomo.ne.jp/info/news_release/2026/11/04_01.html)


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