【2026年8月 追記】
本記事は2020年当時の内容です。LGは2021年にスマホ事業から撤退し、V60 ThinQの後継機はありません。
ソフトバンクの2画面スマホ「LG V60 ThinQ 5G」(2020年5月11日発売・当時13万9,680円)を解説します。いま同じ「広い画面」を求めるなら折りたたみスマホが後継です。
目次
結論:V60 ThinQ 5Gのいま
| 項目 | 2020年 | 2026年 |
|---|---|---|
| 端末 | カバー装着で2画面 | LG撤退で販売・サポート終了 |
| 継続利用 | — | OS・セキュリティ更新終了。メイン利用は非推奨 |
| 「広い画面」の選択肢 | 2画面カバー | 折りたたみ(Galaxy Z Fold等)が主流 |
| 5G対応 | 選ぶ基準だった | エントリーまで標準。基準はサポート期間へ |
2画面ディスプレイの仕組み
専用カバー「LGデュアルスクリーン」を付けると2画面。外せば通常の1画面スマホです。
スペックとAQUOS・Xperia比較(2020年)
| LG V60 ThinQ 5G | AQUOS R5G | Xperia 1 II | |
|---|---|---|---|
| カメラ | 約6,400万画素 | 約4,800万画素 | 約1,200万画素 |
| 広角カメラ | 約1,300万画素 | 約1,220万画素 | 約1,200万画素 |
| ディスプレイ | 6.8インチ×2・2,460×1,080 | 3,168×1,440 | 3,840×1,644 |
| ストレージ | 128GB | 256GB | 256GB |
| メモリ | 8GB | 12GB | 8GB |
| V60のその他仕様 | 内容 |
|---|---|
| インカメラ/動画 | 約1,000万画素/8K動画 |
| 望遠 | 非搭載(TOFセンサー併載)。広角・近接重視 |
| チップ | Snapdragon 865 5G(ミリ波・サブ6・DSS対応) |
強みはカメラ画素数と広角。解像度・ストレージ・メモリはAQUOS/Xperiaに一歩譲ります。
▶ Galaxy S20 5G・AQUOS R5G・Xperia 1 IIの比較/▶ Xperia 1 IIのスペック
「画面を広げたい」の3つの解き方
ポイント:カバー方式は画面の間にベゼルが残る過渡的な解。折りたたみはその継ぎ目を消しました。
2026年に「1台で広い画面」を選ぶなら
| 機種 | 開いた画面 | 重量 | 価格(税込・最小構成) | 立ち位置 |
|---|---|---|---|---|
| Galaxy Z Fold8 Ultra | 約8.0インチ | 約215g | 296,780円(SIMフリー) | 画面もカメラも最優先。V60の約2倍の価格 |
| Galaxy Z Fold8 | 約7.6インチ | 約201g | 269,880円(SIMフリー) | 横折りの標準。軽さ重視 |
| Galaxy Z Flip8 | 約6.9インチ | 約180g | 192,680円(SIMフリー) | 畳んで小さく(8月7日発売) |
| Pixel 11 Pro Fold | 内約8.0/外約6.5インチ | 約239g | 279,900円(Googleストア) | 2026年8月20日発売 |
| motorola razr fold | 内約8.1/外約6.6インチ | 約243g | 299,800円(256GBのみ) | 2026年8月4日発売。おサイフケータイ対応・6,000mAh |
| iPhone Duo | 内7.6/外5.4インチ | 254g | 364,800円(Apple直販) | 10月23日発売。最も高価 |
価格は2026年9月18日時点のメーカー直販・公式ストア価格。いずれも5GはSub6までで、日本向けモデルにミリ波対応機はありません。
iPhone Duo(2026年9月10日発表)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 価格(税込) | 256GB 364,800円/512GB 399,800円/1TB 469,800円/2TB 574,800円 |
| SIM | デュアルeSIM専用(物理SIM非対応) |
| 予約・発売 | 2026年10月16日21時予約/10月23日発売 |
出典:Apple公式サイト(iPhone Duo 仕様ページ・オンラインストア、2026年9月12日確認)
選ぶ前に:iPhone Duoは物理SIM非対応で254gと重い部類。Flip8のような縦折りは「広げる」機種ではない(6.9インチ=大型スマホ相当)。
予算が合わなければ外部ディスプレイ出力。Android上位機種とiPhone 15以降はUSB-Cでモニタに映せます。
いまV60 ThinQ 5Gを使っている人へ
更新停止のリスクは故障ではなく脆弱性が塞がれないことです。
| 優先度 | やること |
|---|---|
| 高 | 決済・銀行・キャリア決済アプリを外す |
| 高 | 写真・連絡先をクラウドかPCへ退避 |
| 中 | 買い替えはOS更新の残り年数で選ぶ |
| 低 | デュアルスクリーンのカバーに資産価値は期待しない |
判断軸は「サポート期間」へ
| メーカー | 更新提供の目安(上位機種) |
|---|---|
| Google Pixel | 7年(Pixel 8以降の方針) |
| Samsung Galaxy | 7年(近年の上位機種の方針) |
| AQUOS | 機種により3年前後 |
| Xperia | 機種により2〜3年前後 |
ポイント:期間は機種ごとに違います。V60は性能ではなくメーカー撤退で更新が止まり寿命を迎えました。
よくある質問
Q. V60 ThinQ 5Gはいま買える?
新品の正規販売は終了。中古はありますが、更新終了のためメイン端末にはおすすめしません。
Q. 2画面スマホの後継は?
カバー方式の後継はなし。Galaxy Z Fold8、Pixel 11 Pro Fold、motorola razr fold、iPhone Duoが同じ目的を担います。
Q. 折りたたみは壊れやすい?
ヒンジと折り目は消耗部品で、砂やほこりに注意。防水はIPX8相当まで進みました(Fold8・Flip8比較)。
Q. 更新が止まった端末はすぐ使えなくなる?
すぐには止まりません。音楽・目覚まし・Wi-Fi専用のサブ端末ならリスクは限定的です。
まとめ
- V60 ThinQ 5Gはカバーで2画面になる2020年の機種。LG撤退で更新終了
- 「広い画面」は折りたたみが継承。iPhone Duoも10月23日発売
- 予算重視なら外部ディスプレイ出力も現実解
- 買い替えは機種ごとのサポート期間で判断
※本記事は2020年公開のLG V60 ThinQ 5G解説に、LG撤退(2021年)以降の状況、折りたたみ・外部ディスプレイ出力という代替、メーカー別サポート期間、iPhone Duo(2026年9月10日発表)を2026年9月12日時点の情報で追記したものです。2026年9月13日に図表中心の構成へ再編集し、9月18日にmotorola razr fold(2026年8月4日発売)を比較表へ追加しました。