Xiaomi Japanは2026年8月28日、「REDMI Note 17 Pro Max 5G」と「REDMI 17」を国内で発売しました。話題の中心は10,000mAhバッテリーを積んだ「REDMI Note 17 Pro Max 5G」ですが、同時発売の「REDMI 17」は5G非対応の4G専用機です。名前が似ている2機種の性格はまったく違うため、ここを取り違えると「安いほうを買ったら5Gが掴めなかった」ということが起こります。価格・スペック・5G対応状況を、5Gの中身から整理します。

目次
結論:価格・発売日・スペック早見表
| 項目 | REDMI Note 17 Pro Max 5G | REDMI 17 |
|---|---|---|
| 発売日 | 2026年8月28日 | 2026年8月28日 |
| 5G対応 | 対応(Sub6) | 非対応(4G LTEのみ) |
| 通常価格 | 79,980円(8GB+256GB) 99,980円(8GB+512GB) |
34,980円(4GB+128GB) 44,980円(4GB+256GB) |
| 早割価格 (10月14日まで) |
69,980円〜(1万円引き) | 29,980円〜(5,000円引き) |
| プロセッサ | Snapdragon 6 Gen 5(4nm) | MediaTek Helio G91-Ultra |
| ディスプレイ | 6.83インチ 1.5K AMOLED 2,772×1,280/120Hz/3,500nit |
6.9インチ 液晶 1,600×720/120Hz |
| バッテリー | 10,000mAh/100W充電 | 7,500mAh/45W充電 |
| カメラ(背面) | 5,000万画素(F1.5・光学式手ブレ補正)+800万画素 超広角 | 5,000万画素(F1.8) |
| 重量 | 約229.5g | 約232g |
| 防水防塵 | IP66/IP68 | IP64 |
| OS | Android 16ベース Xiaomi HyperOS 3(OSアップデート最大4回・セキュリティ更新6年) | |
先に確認:「REDMI 17」は5Gに対応していません
この2機種でいちばん誤解されやすいのが、通信規格です。REDMI 17(日本版)は5G NRに非対応で、4G LTEのみの対応です。マイナビニュースは記事見出しで「5G通信には非対応」と明記しており、価格.com、corriente.jp、ガルマックスの各スペックまとめでも同様に4G専用機として扱われています。
対応バンドは3G(W-CDMA)が1/2/4/5/8、4G LTEがFDD 1/2/3/4/5/7/8/13/18/19/26/28/66、TD-LTE 38/40/41で、5G NRの記載は一つもありません。国内4キャリアの主要なプラチナバンド・4G帯には対応しているため通話やデータ通信そのものは問題ありませんが、5Gエリアに入っても4Gのままです。
2026年3月末時点の全国5G人口カバー率は98.6%(総務省)で、5Gが「特別なもの」ではなくなった段階にあります。そのなかで3万円台のエントリー機から5Gが外れるのは、コストを削る場所として通信モデムが選ばれたということです。大画面と電池持ちに割り切って買う機種と理解すれば納得できる構成ですが、「安いREDMIも5Gだろう」という前提で選ぶと期待とずれます。
REDMI Note 17 Pro Max 5Gの5G対応バンドを読む
公表されている5G NRバンドは次のとおりです(phablet.jp、ガルマックスのスペックまとめで一致)。
| 区分 | 対応バンド |
|---|---|
| 5G NR(Sub6) | n1/n2/n3/n5/n7/n8/n12/n20/n26/n28/n38/n40/n41/n48/n66/n77/n78 |
| 5G NR(ミリ波) | 公表資料に記載なし |
| 4G LTE | FDD 1〜8/12/13/17〜20/26/28/32/66、TD-LTE 38/40/41/42/48 |
国内で使ううえでの読みどころは2点です。
- n77/n78に対応:ドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルが5Gの主力として使うSub6帯を押さえています。日常的に5Gを掴む用途では過不足ありません。
- n79とミリ波(n257など)の記載がない:n79はドコモが使うSub6帯です。ここに非対応だと、ドコモ回線ではn78側のエリアに依存することになります。ミリ波は国内ではスポット展開にとどまるため実用上の影響は限定的ですが、いずれも「対応している」とは書かれていない点は購入前に押さえておきたいところです。
5G SA(スタンドアローン)対応の可否は、執筆時点の公表資料からは確認できませんでした。SAはNSAに比べて平均下り速度が約1.7倍という測定結果もあり、対応可否は体感差につながる項目ですが、確認が取れていないため断定を避けます。
10,000mAhバッテリーは何が新しいのか
REDMI Note 17 Pro Max 5Gの最大の特徴は、新開発のシリコンカーボン素材を採用した10,000mAhバッテリーです。一般的なハイエンド機が4,500〜5,500mAh前後であることを踏まえると、ほぼ2倍にあたります。Xiaomi Japanは通常利用で最大3日間、100W HyperChargeにより20分の充電で1日分の電力を確保できるとしています。
代償として重量は約229.5g、厚さ8.57mmです。200gを超えると片手操作や長時間の動画視聴で重さを感じやすくなるため、「電池持ちのために重さを引き受けられるか」が実質的な判断軸になります。
価格と早割キャンペーン
両機種とも、2026年8月28日から10月14日までの早割が設定されています。割引額は機種によって異なります。
| 機種・構成 | 通常価格 | 早割価格 | 差額 |
|---|---|---|---|
| Note 17 Pro Max 5G(8+256GB) | 79,980円 | 69,980円 | ▲10,000円 |
| Note 17 Pro Max 5G(8+512GB) | 99,980円 | 89,980円 | ▲10,000円 |
| REDMI 17(4+128GB) | 34,980円 | 29,980円 | ▲5,000円 |
| REDMI 17(4+256GB) | 44,980円 | 39,980円 | ▲5,000円 |
販売はXiaomi公式ストアのほか、エディオン・ジョーシン・ビックカメラ・ヤマダデンキ・ヨドバシカメラなどの量販店、Amazon.co.jp・楽天市場・Yahoo!ショッピングでも取り扱われています。国内キャリアでの取り扱いは、執筆時点で確認できていません。
購入前に確認したい4つの注意点
- おサイフケータイ(FeliCa)は非対応:Pro Max 5GはNFCを搭載しますが、FeliCaは含まれません。REDMI 17はNFC自体を搭載していません。交通系ICやiDでのタッチ決済を使いたい場合は候補から外れます。
- REDMI 17は5G非対応:前述のとおりです。5Gを使いたいならPro Max 5Gを選ぶ必要があり、価格差は早割どうしで4万円になります。
- microSDの扱いが異なる:REDMI 17は最大2TBのmicroSDに対応。Pro Max 5Gはスペック表に記載がなく、容量は購入時の256GB/512GBで決まると考えたほうが安全です。
- eSIM対応は未確認:公表資料ではnano SIM×2の記載にとどまり、eSIM対応の明記が確認できませんでした。eSIMで運用予定の方は購入前に販売店で確認してください。
サポート期間は6年
両機種ともAndroid 16ベースのXiaomi HyperOS 3を搭載し、最大4回のOSバージョンアップと6年間のセキュリティアップデートが案内されています。3万円台のエントリー機で6年のセキュリティ更新が付くのは、この価格帯としては手厚い部類です。1年あたりのコストで考えると、REDMI 17(早割29,980円)は6年使えば年5,000円弱という計算になります。
よくある質問
Q. REDMI 17は5Gに対応していますか?
対応していません。4G LTEのみの対応です。5Gが必要な場合は「REDMI Note 17 Pro Max 5G」を選んでください。
Q. 早割はいつまでですか?
2026年8月28日から10月14日までです。期間終了後は通常価格(Pro Max 5G:79,980円〜/REDMI 17:34,980円〜)に戻ります。
Q. どこで買えますか?
Xiaomi公式ストア(mi.com/jp)、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピング、およびエディオン・ビックカメラ・ヤマダデンキなどの量販店です。
Q. おサイフケータイは使えますか?
両機種ともFeliCaに非対応のため、おサイフケータイは利用できません。
Q. ドコモ回線で5Gは問題なく使えますか?
Pro Max 5Gはn78に対応しているため5G通信自体は可能ですが、公表バンドにn79の記載がありません。n79を使うエリアでは4Gに切り替わる可能性があります。
まとめ
- Xiaomi Japanが2026年8月28日に「REDMI Note 17 Pro Max 5G」「REDMI 17」を発売。
- REDMI 17は5G非対応の4G専用機。名前が似ているが通信規格が違う点に注意。
- Pro Max 5Gは10,000mAh・100W充電・6.83インチ1.5K AMOLED。通常79,980円、早割69,980円。
- Pro Max 5GはSub6のn77/n78に対応。n79とミリ波は公表バンドに記載なし。
- 両機種ともFeliCa非対応。OSアップデート最大4回・セキュリティ更新6年。
- 早割は10月14日まで。
出典:Xiaomi Japan公式サイト「REDMI Note 17 Series」(https://www.mi.com/jp/launch/redmi-note-17-series/ )、マイナビニュース「期間限定で29,980円、シャオミが低価格スマホ『REDMI 17』 5G通信には非対応」(2026年8月28日)、corriente.jp、phablet.jp、ガルマックス各スペックまとめ、総務省「5Gの整備状況(令和7年度末)」。確認日2026年9月2日。
※本記事は2026年8月28日公開の内容を、2026年9月時点の最新情報に更新したものです。