楽天モバイル株式会社は2026年9月25日、契約数が2026年9月24日時点で1,100万回線を突破したと発表した。BCP(事業継続計画)用途の回線を除くと1,096万回線、MVNO・MVNEを除いたMNO単独では1,018万回線となり、MNO単独でも1,000万回線を超えたことが明らかになった。あわせてMMD研究所の調査で「継続意向」「乗り換え検討先」の両部門で携帯キャリア1位を獲得したことも発表している。
目次
契約数の内訳(2026年9月24日時点)
| 区分 | 契約数 | 備考 |
|---|---|---|
| 総契約数(BCP含む) | 1,100万回線 | MNO+MVNO+MVNE+BCPの合計 |
| BCP除く契約数 | 1,096万回線 | MNO+MVNO+MVNEの合計 |
| MNO単独契約数 | 1,018万回線 | BCP・MVNO・MVNEを除く自社回線のみ |
BCP回線とは、災害・システム障害など緊急時の事業継続用に企業・自治体などへ販売している回線を指す。楽天モバイルはこの内訳を明示したうえで、MVNOやBCPを除いた「純粋な自社ユーザー」であるMNO単独でも大台の1,000万回線を突破したことを強調している。
MMD研究所調査で「継続意向」「乗り換え検討先」ともに1位
楽天モバイルによると、MMD研究所が実施した「2026年8月通信サービスの乗り換え検討に関する調査」において、現在契約中のキャリアを今後も使い続けたいとする「継続意向」と、乗り換え先として検討したいキャリアを問う「乗り換え検討先」の両方で、携帯キャリア中1位を獲得した。特に「乗り換え検討先」での1位獲得は6年連続としている。
成長を支えた3つの施策
| 施策 | 内容 |
|---|---|
| ライフスタイル対応サービス | 「Rakuten最強プラン」に加え、2025年10月開始の「Rakuten最強U-NEXT」、前年比約1.4倍に伸びた「最強家族割」、世代別割引の拡充 |
| 楽天エコシステム連携 | 楽天損保との「オレオレ詐欺対策保険」(2025年12月開始)、楽天銀行との「ボーナス金利」提供(2026年2月開始) |
| 対面サポート強化 | 全国の「楽天モバイルショップ」で2026年6月から「スマホ教室」を毎週開催 |
楽天モバイルは、料金プランの拡充だけでなく楽天グループ各社との連携やリアル店舗でのサポート体制強化が、契約数の積み上げと解約抑止の両面に寄与したとしている。
1,100万回線突破記念キャンペーン(10月9日に終了)
契約数の突破を記念したXキャンペーンが実施されたが、応募期間は2026年10月9日23:59で終了している。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 期間 | 2026年9月25日14:00〜10月9日23:59(終了) |
| 参加方法 | 楽天モバイル公式Xアカウントのフォロー+対象投稿のリポスト |
| 賞品 | 抽選100名に楽天ポイント1,100ポイント |
FAQ
Q. BCP回線を含む・含まないで数字が違うのはなぜ?
A. BCP回線は企業・自治体向けの緊急時用回線で、一般ユーザーの利用実態と性質が異なるため、楽天モバイルは両方の数字を分けて開示している。
Q. MNO単独で1,018万回線というのは何を意味する?
A. MVNO(他社への回線卸)やMVNE、BCP分を除いた、楽天モバイル自身の一般消費者向け契約数を指す。この数字が1,000万を超えたことが今回のトピックの核となる部分。
Q. 「乗り換え検討先1位」はどの調査によるもの?
A. MMD研究所の「2026年8月通信サービスの乗り換え検討に関する調査」による。楽天モバイル発表の一次情報として本記事で紹介している。
Q. 記念キャンペーンはまだ応募できる?
A. できない。応募期間は2026年10月9日23:59までですでに終了している。
Q. 1,100万回線は他社と比べて多いのか?
A. 総務省の四半期データ(2026年6月末)では携帯電話契約の単純シェアでドコモ32.2%・KDDI 26.5%・ソフトバンク19.1%に対し、楽天モバイルは3.8%(MVNOを含むと4.8%)。契約数は伸びているが、大手3社との規模の差は依然大きい。
Q. この後に出る数字で注目すべき点は?
A. 2026年9月30日にKDDIとのローミングの現行契約が満了し、10月1日から縮小された新しい枠組みに移行した。自社網だけで契約を維持・獲得できるかが次の決算や契約数の発表で問われる。
まとめ
楽天モバイルは2026年9月24日時点で契約数1,100万回線(MNO単独1,018万回線)を突破し、MMD研究所の調査でも継続意向・乗り換え検討先の両部門で1位を獲得した。料金プランの拡充と楽天エコシステム連携、店舗サポート強化が成長を後押しした形だ。記念のXキャンペーンは10月9日で終了した。
ただし携帯電話の単純シェアは3.8%(2026年6月末・総務省)で、大手3社との差は大きい。9月30日にKDDIローミングの現行契約が満了したため、10月以降は自社網の実力がそのまま契約数に表れる段階に入る。
出典:楽天モバイル株式会社「楽天モバイル、契約数が1,100万回線を突破」(2026年9月25日発表)
楽天モバイル公式サイト:https://corp.mobile.rakuten.co.jp/news/press/2026/0925_02/
シェアは総務省「電気通信サービスの契約数及びシェアに関する四半期データの公表(令和8年度第1四半期)」(2026年9月25日公表)
※本記事は楽天モバイルの2026年9月25日発表をもとに作成し、2026年10月11日に記念キャンペーンの終了(10月9日23:59)を反映、契約数の内訳を図にし、総務省の携帯電話シェアとKDDIローミング満了後の論点を追記したものです。