NTTドコモは2026年9月25日、既存料金プランの値上げと新プラン「ドコモ mini2」の提供、そしてahamoの料金体系を単一容量制から3段階の従量制へ移行することを発表した。実施日は2026年12月1日(一部10月1日)。ここでは公式発表資料に基づき、変更点を整理する。
目次
要点まとめ
| 項目 | 内容 | 実施日 |
|---|---|---|
| eximo・5Gギガホ系など | +550円(税込)の値上げ | 2026年12月1日 |
| irumo(3GB/6GB/9GB)・ギガライト系など | +330円(税込)の値上げ | 2026年12月1日 |
| OCN モバイル ONE(10GB) | +220円(税込)の値上げ | 2026年12月1日 |
| irumo(0.5GB)・はじめてスマホプラン等 | +110円(税込)の値上げ | 2026年12月1日 |
| ahamo | 単一30GBから40GB/60GB/120GBの3段階制へ移行(月額は+165円) | 2026年12月1日 |
| 新プラン「ドコモ mini2」 | 6GB/12GBの低容量プランを新設 | 2026年12月1日 |
| ドコモMAX 60歳以上割 | 60歳以上を対象に最大2,970円(税込)の期間限定割引 | 2026年10月1日(開始済み) |
| 海外データ | 対象プランの無料データを30GB→40GBに増量 | 2026年12月1日 |
ahamoは12月1日から3段階制に
現行ahamo(月額2,970円・30GB)は、既存契約者も含めて12月1日に自動で以下の3段階制へ切り替わる(手続き不要)。
| データ容量 | 月額料金(税込) |
|---|---|
| 40GBまで | 3,135円 |
| 40GB超〜60GBまで | 4,125円 |
| 60GB超〜120GBまで | 5,115円 |
データ容量の上限が30GBから最大120GBまで拡大する一方、エントリーの40GBプランは現行の30GBプランより165円高くなる。5分以内の国内通話無料は引き続き込み。
| ahamoの変更点 | 内容 |
|---|---|
| 40GB増量キャンペーン | 2026年11月30日で終了 |
| 大盛りオプション | 11月30日で自動廃止(120GBの段階に置き換え) |
| 上限設定オプション(無料) | 40GBか60GBで止められる。11月1日時点の契約者(大盛りなし)は40GBに自動設定、超過後は1Mbps |
| 海外で使える容量 | 30GB→40GB(ahamo・ドコモMAX等) |
| ポイ活オプション | 継続(2,200円) |
新プラン「ドコモ mini2」とは
データ利用が少ない人向けの新プラン。6GB・12GBの2容量から選べる。
| 容量 | 月額(税込) | 割引を最大適用 |
|---|---|---|
| 〜6GB | 3,278円 | 858円 |
| 〜12GB | 4,598円 | 2,178円 |
60歳以上は国内通話かけ放題を月990円で付けられる。
既存プランの値上げ内容
値上げ対象は主に新規受付を終了した旧プラン。ドコモは理由について「物価や人件費の上昇など事業環境が変化する中で、安定したサービスを継続して提供するため」と説明している。
| 値上げ幅(税込) | 対象プラン(公式 別紙4の全区分) |
|---|---|
| +550円 | eximo/eximoポイ活/5Gギガホ・5Gギガホプレミア・ギガホ・ギガホ2・ギガホプレミア/OCN モバイル ONE(30GB) |
| +330円 | irumo(3GB・6GB・9GB)/U15はじめてスマホプラン(10GB・2022年12月1日以降の申込)/5Gギガライト・ギガライト・ギガライト2/シンプルプラン(スマホ・ケータイ)/カケホーダイ・カケホーダイライト各プラン/タイプXi/Xiデータプラン各種・データプラン各種/OCN モバイル ONE(20GB) |
| +220円 | OCN モバイル ONE(10GB) |
| +165円 | ahamo(3段階制への移行に伴う改定) |
| +110円 | irumo(0.5GB)/U15はじめてスマホプラン(2022年11月30日以前の申込、および5GB・2022年12月1日以降の申込)/はじめてスマホプラン/キッズケータイプラン2・3/データプラス・データプラス2・5Gデータプラス/ケータイプラン・ケータイプラン2/デバイスプラス500・300/OCN モバイル ONE(500MB・1GB・3GB・6GB/月、110MB・170MB/日) |
見落としやすい点:U15はじめてスマホプランは申込時期と容量で改定額が分かれる(10GB・2022年12月1日以降=+330円、それ以外=+110円)。データプラスやキッズケータイなど家族の追加回線も対象なので、1契約だけでなく請求全体で確認したい。
60歳以上向けの新割引
「ドコモ MAX 60歳以上割」は2026年10月1日に開始した(終了日未定)。割引は最大3か月間で、同じ3か月はボーナスパケット+27GBも付く。4か月目から通常料金に戻る点が要注意だ。
| 月のデータ量 | ~1GB | 1GB超~3GB | 3GB超~無制限 |
|---|---|---|---|
| 割引前(税込) | 5,698円 | 6,798円 | 8,448円 |
| 60歳以上割(最大3か月) | ▲1,870円 | ▲2,970円 | ▲550円 |
| 適用後(1〜3か月目) | 858円 | 858円 | 4,928円 |
| 4か月目以降 | 2,728円 | 3,828円 | 5,478円 |
| ボーナスパケット込みの使える量 | ~28GB | 28GB超~30GB | 30GB超~無制限 |
※858円・4,928円は、みんなドコモ割(3回線以上)▲1,210円・dカードお支払割▲550円・ドコモ光/home 5G セット割▲1,210円をすべて適用した場合。ボーナスパケット+27GBは3か月目までで、翌月へのくりこしはできない。
- 対象は新規契約(MNP含む)・契約変更(Xi→5G)・機種変更・料金プラン変更でドコモ MAXを契約する手続き(持ち込み機種も対象)
- 条件は5G契約・個人名義・利用者の年齢が手続き時点で満60歳以上
- すでにドコモ MAXを使っている60歳以上の人に自動適用はされない。何らかの手続きが必要
よくある質問
| 質問 | 回答 |
|---|---|
| 値上げはいつから? | 2026年12月1日から(60歳以上割は10月1日に開始済み)。 |
| eximoは今後も契約できる? | 今回対象のプランはすでに新規受付を終了した旧プランが中心。現行の主力プランは別途ドコモの案内を確認する必要がある。 |
| ahamoは今から入ると新料金? | 11月30日までは現行料金(2,970円・キャンペーンで40GB)。12月1日から、新規・既存とも新料金(40GB 3,135円〜)になる。 |
まとめ
ドコモは2026年12月1日を軸に、旧プランの値上げ・ahamoの多段階化・新プラン「mini2」の投入という3つの変更を同時に行う。現行のeximoやahamoを契約中のユーザーは、値上げ幅や新プランへの切り替えメリットを事前に確認しておきたい。ahamoは手続き不要で新料金に移るが、40GBを超えて使う人は上限設定の変更が必要になる。
出典:ahamo公式「新しいahamo」、NTTドコモ 報道発表資料 2026年9月25日/別紙3「ドコモ MAX 60歳以上割」・別紙4「新規受付終了済みの料金プランなどの月額料金の改定」(2026年10月10日確認)(https://www.docomo.ne.jp/info/news_release/2026/09/25_00.html)
※本記事は2026年9月27日、ドコモ公式発表とahamo公式ページで既存契約者の自動移行・大盛り終了・上限設定オプション・ドコモ mini2の料金を確認し、最新情報に更新したものです。2026年10月1日に「ドコモ MAX 60歳以上割」の開始を反映し、2026年10月10日に報道発表資料の別紙3・別紙4を直接参照して、改定額の5区分(+110/165/220/330/550円)の対象プラン、U15はじめてスマホプランの区分の違い、60歳以上割のデータ量別の割引額と4か月目以降の料金を追記しました。