H.I.S.Mobile株式会社は2026年8月28日、格安SIM「HISモバイル」の新料金プラン「自由自在3.0プラン」を発表しました。2026年9月17日(木)10:00から提供を開始し、100MBから30GBまでのすべての段階を月額2,000円未満に設定します。30GBが1,999円という価格は、同じ容量帯のahamo・LINEMOのおよそ3分の2の水準です。ここでは料金表と特徴、他社との比較、MVNOならではの注意点までを整理します。
目次
結論:自由自在3.0プランの要点
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 提供開始日 | 2026年9月17日(木)10:00予定 |
| 回線 | ドコモ回線(MVNO) |
| データ容量 | 100MB〜30GB |
| 最安 | 月額280円(100MB未満) |
| 最大容量プラン | 30GBで月額1,999円(6分かけ放題込み) |
| 通話料 | 30秒9円(20GB・30GBプランは6分かけ放題を月額料金に含む) |
| 通話オプション | 6分かけ放題 月額500円/完全かけ放題 月額1,480円 |
| 付帯特典 | 海外向け「HIS Travel eSIM powered by VOYE」4GB・15日間を年1回無料付与(2026年10月1日提供予定) |
料金プラン一覧
自由自在3.0プランは、すべての容量を月額2,000円未満に抑えたのが最大の特徴です。データ容量ごとの料金は以下のとおりです。
| データ容量 | 月額料金(税込) | 備考 |
|---|---|---|
| 100MB未満 | 280円 | 通話は30秒9円の従量制 |
| 1GB | 550円 | 同上 |
| 3GB | 770円 | 同上 |
| 7GB | 990円 | 同上 |
| 10GB | 1,299円 | 新設 |
| 20GB | 1,699円 | 6分かけ放題込み・新設 |
| 30GB | 1,999円 | 6分かけ放題込み・新設 |
20GB・30GBプランのみ6分以内の国内通話かけ放題が料金に含まれており、それ未満のプランは30秒9円の従量課金です。6分かけ放題は月額500円のオプションとして単体でも追加でき、通話が多い人向けには完全かけ放題(月額1,480円)も用意されます。
図解:30GB帯の月額を並べると
他社の格安SIM・オンライン専用プランとの比較
30GB前後の主要プランと並べると、自由自在3.0プランの位置づけがはっきりします。
| プラン | データ容量 | 月額(税込) | 通話定額 | 形態 |
|---|---|---|---|---|
| HISモバイル 自由自在3.0 | 30GB | 1,999円 | 6分かけ放題込み | MVNO(ドコモ回線) |
| ahamo | 30GB ※キャンペーンで40GBに増量中 |
2,970円 | 5分かけ放題込み | ドコモ直営 |
| LINEMO ベストプランV | 30GB | 2,970円 | 5分かけ放題込み | ソフトバンク直営 |
| povo2.0 | 30GB/30日 | 2,780円 (基本料0円+トッピング) |
なし(別途トッピング) | au直営 |
| UQモバイル | 4GB〜 | 1,628円〜 | なし(別途オプション) | auサブブランド |
30GB帯で見ると、HISモバイルはahamo・LINEMOより971円安く、6分かけ放題まで含んでいます。年間では1万1,652円の差になり、価格だけを見れば有力な選択肢です。
安さの理由と、確認しておきたい注意点
ただし、この価格差は単純な「お得さ」ではなく、提供形態の違いから生まれています。ahamo・LINEMO・povoはキャリアが自社回線を直接提供するのに対し、HISモバイルはMVNO、つまりドコモから回線設備を借りて提供する事業者です。借りる帯域の量がコストに直結するため、契約前に押さえておきたい点があります。
| 確認したいこと | 内容 |
|---|---|
| 混雑時間帯の速度 | MVNOは平日12時台・夕方など利用が集中する時間帯に速度が落ちやすい傾向があります。動画視聴やテザリングを日常的に使うなら、実測レポートを確認しておくと安心です |
| サポート窓口 | キャリアショップでの対面サポートは受けられません。手続きは基本的にオンラインです |
| データ容量の繰り越し | 余ったデータの翌月繰り越しの可否は、申し込み前に公式で確認してください |
| MNP時の費用とタイミング | 乗り換え元の解約金・端末残債の有無を先に確認しましょう。月初に切り替えると、乗り換え元の最終月の料金が満額かかる場合があります |
| 5G対応 | ドコモ回線のため5Gエリアで利用できますが、実効速度はエリアの方式(Sub6か4G転用か)にも左右されます |
どんな人に向くか
- 向いている人:月20〜30GB程度を使い、短時間の通話が多く、料金を最優先したい人。オンライン手続きに抵抗がない人
- 向いている人:データ使用量が月によって大きく変わる人。100MB未満の280円から30GBの1,999円まで細かく段階があり、使わない月の負担を抑えやすい構成です
- 年1回でも海外に行く人:4GB・15日間の海外eSIMが付帯するため、渡航のたびに現地SIMやレンタルWi-Fiを手配する手間と費用を減らせます(2026年10月1日提供予定)
- 慎重に検討したい人:昼休みや通勤時間帯に安定した速度を求める人、対面サポートを重視する人、大容量を無制限に使いたい人は、キャリア直営プランのほうが満足度は高くなりやすいでしょう
よくある質問
| 質問 | 回答 |
|---|---|
| いつから申し込める? | 提供開始は2026年9月17日(木)10:00予定です。 |
| 対応回線は? | ドコモ回線です。5Gにも対応します。 |
| 海外eSIM特典の内容は? | 「HIS Travel eSIM powered by VOYE」の4GB・15日間プランを、1電話番号につき年1回無料で利用できる付帯サービスです。130以上の国・地域に対応し、2026年10月1日提供開始予定。新規契約者だけでなく既存契約者も対象です。 |
| かけ放題は付く? | 20GB・30GBプランのみ6分かけ放題が料金に込みです。それ以外は30秒9円の従量制で、月額500円のオプション追加もできます。通話が長い場合は完全かけ放題(月額1,480円)を選べます。 |
| 既存プランから変更できる? | 提供開始後の変更手続きの詳細は公式サイトで案内されます。現行プランとの料金差と、変更手数料の有無を確認してください。 |
| ahamoの40GB増量とどちらが得? | 料金だけならHISモバイルが971円安く、容量ならキャンペーン中のahamoが10GB多くなります。ahamoの増量は終了日が公表されていないキャンペーンである点、ahamoはドコモ直営で混雑に強い点を踏まえて選ぶとよいでしょう。 |
まとめ
- HISモバイル「自由自在3.0プラン」は2026年9月17日10:00提供開始。100MB〜30GBの全段階が月額2,000円未満
- 30GBは1,999円で6分かけ放題込み。ahamo・LINEMOの2,970円より971円安い
- 10GB・20GB・30GBの3段階が新設され、中容量帯の選択肢が広がった
- 海外eSIM(4GB・15日間)が年1回付帯。2026年10月1日提供予定で既存契約者も対象
- MVNOのため混雑時間帯の速度と対面サポートの有無は事前に確認しておきたい
出典:H.I.S.Mobile株式会社「【2026年09月17日提供予定】新料金プラン登場!」(his-mobile.com/news20260828-2.html)、同社プレスリリース「HISモバイル、全プラン月額2,000円未満の『自由自在3.0プラン』を9月17日(木)提供開始」2026年8月28日、LINEMO公式(linemo.jp/plan/)
※本記事は公式発表をもとに、2026年9月時点の最新情報に更新したものです。提供開始前のプランのため、内容は変更される可能性があります。申し込み時は公式サイトで最新の条件をご確認ください。